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犬の手入れ/目・耳・歯・爪・足の裏・肛門付近の手入れ 

■目の手入れ
目は「健康のバロメーター」とも言われています。
目の状態から、目や他の病気が見つかることがあります。

目やにがあったら、お湯で湿らせたガーゼでやさしく拭き取ります。
涙目が出ている時は、ホウ酸水で目の縁をふくのがいいでしょう。
ホウ酸水は、殺菌作用があり刺激が少ないです。

■耳の手入れ
犬の耳は、特別に汚れやすい箇所です。
手入れをしないでおくと、外耳炎などの病気につながることもあります。
健康な犬でも茶褐色の耳あかが出ることもありますが、病気の犬はこの量が多くなります。
1週間に1回は手入れをしたほうがいいでしょう。

【耳の外側】
オリーブ油や刺激の少ないクレンジングクリームなどの乳化剤できれいに拭いてやります。
しつこい汚れの場合は、消毒用アルコールで拭いてやります。
イヤークリーナーといって専用のものも市販されているので、そちらも便利です。

【耳の内側】
耳あかがたま、湿気を帯びると、細菌や寄生虫の巣になってしまいます。
特に垂れ耳の犬は耳あかがたまりやすいので、綿棒で取ってやります。

■歯の手入れ
犬は虫歯にはなりにくいですが、歯石がたまったり、歯槽膿漏になったりします。
口の中を清潔に保つように、歯磨きをしてあげましょう。

歯磨きは嫌がる犬が多いので、最初は膝の上に乗せたり、抱っこしながら行うといいでしょう。
まず、ガーゼか綿棒などで優しく少しずつ慣らしていきます。
慣れてきたら、犬用または人間用のヘッドの小さい柔らかい歯ブラシで歯を磨きます。
できるだけすばやく済ませるようにしてください。

歯石がつくと、歯の表面が硬く茶色くなります。
定期的に獣医さんに歯石を取り除いてもらうことも大事です。

■爪の手入れ
十分な運動をしている犬や屋外犬の場合は、爪は適当に磨耗しています。
室内犬や運動量が少ない犬は、爪がのびすぎて爪きりが必要になります。

伸びすぎると、爪が引っかかり生爪をはがしたり転んだりしてしまいます。
さらに伸びすぎた爪が内側に巻いて曲がると、足の裏に刺さって歩けなくなったりすることもあります。
爪切りは犬にとってかなり嫌なことらしく、抵抗します。
子犬の頃からしつけて、習慣づけることが大事です。

爪切りは犬専用の物を使い、血管や神経の通っている所を切らないように注意します。
深く切ると出血したり、痛みを感じて爪切りをさせてくれないようになってしまいます。
切るのは先端の2〜3ミリで、最後にやすりをかけておきます。

■足の裏の手入れ
犬の足の裏(パッド)は、丈夫な皮膚ですが、ビタミンが欠乏するなど栄養不良になるとひび割れたりします。
こんな時は、ビタミンA・B2・B6・Dなどを多く与えます。
そして患部には軟膏や油性クリームを塗ります。

パッドの皮膚は丈夫にできていますが、はだしで駆け回り負傷しやすいので常に点検するようにしてください。

パッドの間に伸びる毛は時々切ります。
放置すると、毛があるためにすべったり汚れが付いて不潔です。

■肛門付近の手入れ
犬の肛門付近には、肛門のうといって分泌物をためておくところがあります。
このような器官があり肛門付近は不潔になりがちなので、常に気をつけるようにしなければなりません。
肛門付近は定期的に蒸しタオルなどで拭いてあげます。
便が肛門に付いているのをそのままにしておくと、湿疹をおこしてしまいます。
すぐに薬用石鹸を使ってぬるま湯で洗ってやります。

また、肛門付近の毛はいつも短く切っておくようにしてください。
そうして、汚れや細菌、寄生虫の巣にならないように清潔にしておくことを心がけましょう。