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誤飲による中毒 

特に室内犬の場合、身の回りには誤って食べてしまうと危険なものが多いようです。
その注意点と対処法について書いてみました。

■タバコによる中毒
ニコチンを誤って食べてしまったことにより中毒になります。
小型犬の場合、タバコを2〜4本食べると発症します。
誤飲してから1時間以内に症状が出ることがほとんどです。
症状としては、ふるえ、興奮、幻覚、嘔吐、下痢などがみられます。
実際にはタバコを食べたとしても、大部分の場合は嘔吐するので大事には至らないことが多いようです。
嘔吐せずニコチンが胃から小腸に入ってしまうと、吸収がすすんで生命が危なくなります。
早い時点で吐かせることが重要です。
誤飲がわかった場合は、早めに獣医師に相談してください。

■人間の薬による中毒
人間用の薬を誤飲した場合、薬物によっては中毒をおこしたり、死亡することもあり大変危険です。
特にアスピリンやアセトアミノフェンなどを主成分とした薬は危険です。
飼い主の判断で人間用の薬を飲ませることは絶対にしないでください。

■家庭用洗剤
希釈された家庭用洗剤を誤飲した場合は軽い吐き気を起こします。
原液を誤飲した場合は、口、食堂、胃がただれて障害が起きてきます。
すぐに獣医師のもとに行ってください。

■防虫剤
成分のナフタリンにより、嘔吐、貧血、無気力などの症状がでます。
誤飲後早く洗い流すことが重要です。

■その他、誤飲しやすいもの
・布製品、靴下、タオルなど
・プラスチックやビニールでできたもの
・梅干や大きい果物の種子
・焼き鳥などの串
・長い糸や紐状のもの

■異物を誤飲したときの症状
犬が異物を飲み込んでしまうと、腸閉塞や胃内異物停留が起こることがあります。
その場合はレントゲンでは確認できないので、バリウム造影をする必要があります。
【腸閉塞】
1日に何度も激しい吐き気がみられます。
数日経つと吐き気はおさまってきますが、今度は脱水症状になり元気がなくなってきます。
腹膜炎を起こすと短期間で死に至ることがあります。

【胃内異物停留】
異物が胃の中でとどまっている場合は、慢性の吐き気がみられます。
胃の中の異物が2〜3cmの大きさなら、内視鏡によりつかんで取ることができます。

誤飲したとき、遅くても中毒症状がでたら、早めに獣医師に相談するか診てもらうようにしてください。